利益が急増する企業の探し方
久しぶりに投資対象の探し方をアップします。
今日は将来株価が見直されそうな銘柄のネタの集め方です。
投資は今一番旬なところ投資をするのが定石ですが、
ネタがないとそれは出来ません。
私はファンダメンタル派なので業績に直結しそうなネタを
日々せっせと集めて、
時系列でまとめています。
今回サンプルで取り上げたのは、
大型の設備増強による償却負担や新製品の立ち上げ待ちで
業績が一時的に悪化している企業群
です。
何を探したいかというと
「設備が立ち上がったら
or
受注さばき出したらすんごい利益でますよ!!」
系企業です。
探し方は非常に簡単で誰でも出来ます。
①「受注残高」を確認する
②「大型の投資計画」を発表したら時系列でまとめておく
いずれも、いつから設備が立ち上がり、稼働率のピークはいつ?
を確認すればいいだけです。
気になるものを沢山ストックしておけば、それを使って
スイングなり投資でもすればもう完了です。
一例をあげれば7408ジャムコです。
今でこそ
時価総額1000億円を超える超優良企業の一つとなりましたが、
B787の生産が本格化せずにやきもきしていた
2012年頃は時価総額もたった100億円程度でした。
当時から既にギャレーのシェアは圧倒的で
787が生産さえしてくれたら
もう業績が激変することは目に見えていました
でも、流動性低いし、
ひねりがないからか、
どうも盛り上がらなかった印象があります。
ただ、787の生産が本格化してからのことは周知の通り。
2012年3月期に売上高497億円、営業利益10億円だった業績は
2015年3月期に売上高769億円、営業利益67億円まで続伸しました。
時価総額も100億円から2年強で1000億円になりました。
テンバーガー達成です。
他の企業ちょろちょろ売買していないで
しっかり調べて
持ってりゃよかったなって思った人も多かったと思います。
この投資法の難点は時間がかかることなので
「待たなければならない」
ということでしょうか。
それくらいですかね。
大型の設備投資を行うってことは結果が出るのは2~3年後と言うのは
ざらですから。
実は私も待てない派です(笑)
だから、時系列で把握してます。
アナリスト時代は別子のHPALとか古河スカイ・東チタの新工場ネタ(実現までに3~5年かかる)を FMにポジティブだって良く伝えていましたが、
いい迷惑だったな~なんて思います。
そんな成功するか分からないこと「長期で勧めるなよ!!」
って内心思っていたはずです(笑)
個人になって虎の子のお金を扱うようになってから
よりそういう意識を持つようになりました。
だから、今はある程度スケジュールを把握して
ピンポイントで投資を行っています。
旬だけ取りたいからピンポイントです(上手くいくとは限りませんが…)
一例をあげれば
7725インターアクションが上方修正
→CMOS向け検査装置が好調。4月にはソニーが月産6万枚のイメージセンサーの製造能力を
2016年9月までに8.7万枚(従来比45%増)と従来計画の8万枚をより増強する計画を発表。
車載向け参入も背景にインターアクションも
2017年5月期に売上高50億円(2015年5月期計画35億円)、
営業利益10.4億円(同3.1億円)を計画中。
業績の底は2015年5月期
この情報を見ればいつが業績の底で、
何を根拠にいつから利益が出るか分かりますよね。
CMOSと言えばソニー、
そしてソニーの稼ぎ頭で、
今最も注力している分野です。
インターアクションはデジタルカメラやデジタルビデオなどの心臓部であるCCD(電荷結合素子)およびC-MOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージャなどといった電子部品の製造に欠かせない検査用光原装置で世界トップシェアです。
マーケットでの競争力も高い製品で実現可能性は
そこそこあるんじゃないでしょうか?
という具合です。
次回はそのアプローチで注目している企業を
いくつかピックアップします。
次回は6月下旬にアップします。
メモ自体は既に書いたのですが、
今知ってもやきもきするだけですし、どうせ何も変わりませんしね。
待つことが重要、そういうアイデアです。
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