フライトホールディングスが割安に見える訳~マルチ決済端末機が絶好調~
年末に書いたとおり2013年に安値100円から高値4000円まで急騰した
3753フライトホールディングスに注目しています。
継続疑義の前提に注記があるただのボロ株かなぁと思っていたら、
ずーっと注力していた製品がついに実を結び
急激に業績が改善しているパターンでした。
爆発的に売れているのが
PBR44倍
予想ROE26% と、今期だけを見ると高すぎて買えません。 しかし、社長の公言が本当であれば、 ざっくりと利益が40倍程度になる可能性があるというのが肝です。 超ハイリスクながら既出の話しが本当ならここからでも
スマートデバイスを介して
いつでもどこでも、どんなカードでも
マルチ決済が出来る「Incredist」
です。 1月24日末時点のバリエーションは以下のとおり… 株価1974円 予想PER167倍(四季報予想に税金考慮後)PBR44倍
予想ROE26% と、今期だけを見ると高すぎて買えません。 しかし、社長の公言が本当であれば、 ざっくりと利益が40倍程度になる可能性があるというのが肝です。 超ハイリスクながら既出の話しが本当ならここからでも
ゆうに倍以上のアップサイドが狙える
という内容の自分用メモです。 以下が業績や製品についてです。■業績動向(カッコ内はサービス事業、単位は百万円)
前期までサービス事業の売上高はほとんどありませんでしたが、 4月にIncredistを発売してからサービス事業の業績が急激に伸びていることが分かります。 連結売上高 営業利益 2013年4‐6月 338(235) ‐22(37) 2013年7‐9月 740(547) 177(196) また、この変化に対する数、価格、ニーズと最も重要なポイントは以下の通り ※いくつかのブログやニュースから拾い上げたもの 〈数〉月産数千台(4‐9月まで)、 〈価格〉導入価格は10~20万(加入金10万、機械5万、月額使用料+αなど??)、 ペイメントマスターアプリ年間2万+α? となるようです。 最大の特徴はスマートデバイスを介することで 、ほとんどのカード (クレジットカード、IC付きクレジットカード、銀聨カード、デビットカード、電子マネー、バーコード) に対応できる ことで、会社側も発売前から引き合いはとてもあるというコメントを出していた。 実際、 上記を前提にすれば、7-9月は月間約400~800台、7-9月は1000~2000台 販売したことになります。 販売は尻上がりになっているうえ、フライトの社長によれば
「部品手当ての心配もあって手堅く月産数1000台規模でのスタートとなっている。 これが、来年(2014年)には数万台を計画しています」 とかなり強気の姿勢でいます。 他社のマルチ決済機を取り扱っている競合のブロードバンドタワーは マーケットは従来機を含めた市場規模は150万個程度、 潜在的に250万個程度になる と予想するなどマーケットも良さそうです。 もし、会社の予想通りになるのであれば、 会社は生産能力を10倍まで引き上げるようです。 単純に 現在四半期で5億円程度の売上高は5~10倍程度に膨らむ可能性があります。 利益率が同程度であれば、2億円程度の営業利益も5~10倍程度に膨らむ可能性があります。 結果として年間営業利益が最大80億円とかになるかもしれないっていうのが、
この会社に投資するストーリーです。
その場合のEPSは500円、
現状の株価に照らしたPERは4倍となり、
あぁアップサイド大きいな~となる訳です。
自分で生産している場合は投資にお金が必要ですが、 フライトの場合は生産は委託しているようなので、 後は発注するお金の確保と供給先がどの程度作れるかになります。 発注をかけるために資金に関しても、 今の売り方なら1台売れば20万円、機械4台分の資金を確保できるので 販売が好調で供給先の能力が揃っていれば一気に販売も増える可能性があります。